表9 中学高校時代の運動部経験の評価。
関しては「部員の自主性」を強く望んでいる。 おわりに
本年度の調査研究は、昨年度の調査から得た知見を、大学生の調査で検証することをねらいとして実施したが、十分な検討ができたとは言えない。2つの調査結果をどのように処理し、新たな知見を得るのかの検討が不十分であった。とりわけ、調査対象者の選定、調査者数の問題から、差異に及ぼす要因の検討が不十分であり、したがって、結論も強引で飛躍があることは認めざるを得ない。その意味では、それを今後の研究の新たな課題とし、来年度の研究のスタートとしたい。 文献
1) 宮内孝知:中学校・高等学校における運動部の「望ましさ」に関する研究。体育科学 24:53−61、1996。 2) 高橋京子:青少年のスポーツ参加に関する研究−第1報−。平成5年度日本体育協会スポーツ医・科学研究報告、3−4、1994。 3) 内海和雄:がんばれスポーツ少年。新日本出版社、1987。 4) 城丸章夫たち:スポーツ部活いま。青木書店、1991。 5) 嘉戸脩たち:青少年のスポーツ参加に関する研究−第1報−。平成6年度日本体育協会スポーツ医・科学研究報告、1995。 6) 嘉戸脩たち:青少年のスポーツ参加に関する研究−第3報−。平成7年度日本体育協会スポーツ医・科学研究報告、1996。 7) 四国スポーツ研究会編:子供のスポーツ、その光と影。不昧堂、1992。
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